【報告】大震災を持続可能な社会の契機にしよう!
- 2011/04/16
- 13:00
4月16日(土)五反田の集会所にて参加者11名により、【道州制カフェ】大震災後われわれはどうする?を開催いたしました。
最初は、集まったメンバーの震災体験を共有し、
その後のデイスカッションでは、
?震災後の形
・国は? ・地域は? ・市民は?
?私たちができる事は?
をテーマにして、多くの貴重な意見を頂きました。
その中で個人的に一番心に残った提言を紹介します。
"
用賀の商店街は陸前高田の産直海鮮品を仕入れており、友好的な関係にある。世田谷区と陸前高田市で防災協定や姉妹都市関係を作っていれば、いざという時に1つのコミュニティ単位で支援にいける。さんま祭りの秋刀魚は、宮古と気仙沼から来ており、商店街の人も宮古、気仙沼には特別な気持ちをもっているという。
東北という広い単位だと少し遠く感じても、自分達の特定に関係のあるところには何かしたい、そうい気持ちは誰にでもあるのだろう。
これらを踏まえて、コミュニティ と コミュニティでの防災支援を確立したい。これには3つの大きなメリットがある。
1つは、ボランティア活動はしたくても、個人ベースでは敷居が高く、なかなか支援にいけない。しかし、市、区、町などの単位で行政職員や専門家を含めての組織だっての支援であれば、受け入れ側も受け入れやすい。
2つ目は同じ地区のコミュニティで活動をすれば、戻った後もそのコミュニティが残り、地域コミュニティが生まれてくる。失われていく地域コミュニティを再構築するきっかけとなる。
3つ目として、これは災害時だけでなく、お互い年に一度などの交流を続けて、都市と農村の交流からお互いに第二のふるさとの様なことになっていくかもしれない。
ちょっと少し飛躍するが、Iターン、Uターンなどの人口分散も発生して、地域主権、道州制時代の各地域の活性化につながる可能性もある
既に、関西広域連合では、災害時の助け合いの地区などが決まっているという。更に少し遠く離れた地域との交流から、新しいコミュニティが広がる。今回の震災をいい教訓として、特に都会の各自治体に、コミュニティとコミュニティでの防災を、真剣に考えて進めて頂きたい。
"
他にも多くの提案がありましたが、今回の震災、原発事故を契機に、防災に強く持続可能な社会、そのために私たち、道州制.comも活動を継続してゆきたいと思います。
藤井秀一
最初は、集まったメンバーの震災体験を共有し、
その後のデイスカッションでは、
?震災後の形
・国は? ・地域は? ・市民は?
?私たちができる事は?
をテーマにして、多くの貴重な意見を頂きました。
その中で個人的に一番心に残った提言を紹介します。
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用賀の商店街は陸前高田の産直海鮮品を仕入れており、友好的な関係にある。世田谷区と陸前高田市で防災協定や姉妹都市関係を作っていれば、いざという時に1つのコミュニティ単位で支援にいける。さんま祭りの秋刀魚は、宮古と気仙沼から来ており、商店街の人も宮古、気仙沼には特別な気持ちをもっているという。
東北という広い単位だと少し遠く感じても、自分達の特定に関係のあるところには何かしたい、そうい気持ちは誰にでもあるのだろう。
これらを踏まえて、コミュニティ と コミュニティでの防災支援を確立したい。これには3つの大きなメリットがある。
1つは、ボランティア活動はしたくても、個人ベースでは敷居が高く、なかなか支援にいけない。しかし、市、区、町などの単位で行政職員や専門家を含めての組織だっての支援であれば、受け入れ側も受け入れやすい。
2つ目は同じ地区のコミュニティで活動をすれば、戻った後もそのコミュニティが残り、地域コミュニティが生まれてくる。失われていく地域コミュニティを再構築するきっかけとなる。
3つ目として、これは災害時だけでなく、お互い年に一度などの交流を続けて、都市と農村の交流からお互いに第二のふるさとの様なことになっていくかもしれない。
ちょっと少し飛躍するが、Iターン、Uターンなどの人口分散も発生して、地域主権、道州制時代の各地域の活性化につながる可能性もある
既に、関西広域連合では、災害時の助け合いの地区などが決まっているという。更に少し遠く離れた地域との交流から、新しいコミュニティが広がる。今回の震災をいい教訓として、特に都会の各自治体に、コミュニティとコミュニティでの防災を、真剣に考えて進めて頂きたい。
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他にも多くの提案がありましたが、今回の震災、原発事故を契機に、防災に強く持続可能な社会、そのために私たち、道州制.comも活動を継続してゆきたいと思います。
藤井秀一
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